説明

このELISA(酵素結合免疫吸着法)キットは、便検体中のヒトカルプロテクチン(好中球細胞質タンパク質A100A8/A9)濃度を定量的に測定することを目的としています。この検査は、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患(IBD)の検出に有用です。

体外診断用。

背景

便中カルプロテクチンの定量測定は、腸の炎症の重症度を示す指標です。便中カルプロテクチン濃度の高値は、炎症性腸疾患(IBD)患者の再発リスク増加と関連しています。便中カルプロテクチン濃度の低値は、腸管移植のリスク低下とよく相関します。この検査では、特異的モノクローナル抗体を用いることで、カルプロテクチンのみを検出します。

健康-糞便-カルプロテクチン-検査キット-迅速-Cal_conew1


投稿日時: 2020年1月3日