原理

試験装置のメンブレンは、試験領域は Cpn-IgM 抗体、対照領域はヤギ抗ウサギ IgG 抗体でコーティングされています。標識パッドはあらかじめ蛍光標識した抗Cpn-IgM抗体とウサギIgGでコーティングされています。陽性サンプルを検査する場合、サンプル中の Cpn-IgM 抗原は蛍光標識された抗 Cpn-IgM 抗体と結合し、免疫混合物を形成します。イムノクロマトグラフィーの作用下で、複合体は吸収紙の方向に流れます。複合体がテスト領域を通過すると、抗 Cpn-IgM コーティング抗体と結合して新しい複合体を形成します。品質管理エリア（C）に表示される赤い線は、サンプルが十分にあるかどうか、クロマトグラフィーのプロセスが正常かどうかを判断するための基準です。試薬の内部管理基準としても使用されます。

試験手順

WIZ-A202 の検査手順とポータブル免疫分析装置 WIZ-A101 の説明書を参照してください。視覚テストの手順は次のとおりです。

1. テストカードをホイル袋から取り出し、レベルテーブルの上に置き、マークを付けます。
2. 付属のディスペットでカードのサンプルウェルに 10μl の血清または血漿サンプル、または 20μl の全血サンプルを加え、次に 100μl (約 2 ～ 3 滴) のサンプル希釈液を加えます。タイミングを開始します。
3. 少なくとも 10 ～ 15 分間待って結果を読み取ります。結果は 15 分後に無効になります。